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ジオパークとは
ジオパークとは、地球科学的な価値を持つ地質や地形、そしてそれに関連する文化や歴史などを総合的に保全、教育、観光に活用する地域のことです。ユネスコ世界ジオパークは、国際的な認定を受け、その保全と持続可能な開発に貢献するジオパークです。
ジオパークは、「ジオ(地球)」と「パーク(公園)」を組み合わせた言葉で、「大地の公園」という意味です。地質・地形から地球の過去を知り、未来を考える、活動する場所です。ジオパークは、地球科学的意義のあるサイトや景観が保護、教育、持続可能な開発のすべてを含んだ総合的な考え方によって管理された、1つにまとまったエリアのことをさします。
彦五郎堤防とは
富田川はその昔「暴れ川」の異名を持ち、堤防の決壊で、何度も大きな水害を引き起こしました。そこで、地域の人が考えたのは大きな堤防を作ること、そして、そこに人柱として生きた人間を埋めることでした。こうして出来たのが、今の彦五郎堤防です。堤防の横は、遊水池として建物はありませんでしたが、今はそこに、上富田町役場や文化会館のほか、上富田中学校をはじめ、上富田町の関連施設が建てられているものの、その付近は、富田川の川底よりも低くなっています。
人工的に作られた彦五郎堤防はジオとは関係ないようにも思いますが、ジオパークの定義の中では「歴史や文化」に係わっていると思います。
今は、上富田町民の憩いの場として、家族連れが多く訪れ、散歩やイベントにも使われています。

ヒコゴロン
彦五郎堤防にあるのが、福祉の町上富田にふさわしい「ヒコゴロン」です。地元にある特別支援学校やハンディを持つ作業所の子ども達が作ったグッズが売られています。コーヒーやアイスクリームもあります。行ったときは覗いて下さい。みんなで応援しよう。






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