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どんな神社?
田辺市中辺路町の熊野古道沿いの高原地区にある熊野高原神社は、熊野古道沿いにある神社としては、最古のものであると言われています。しかし、この神社は高原王子とは呼ばれていません。なぜなのでしょうか?それには高原神社が建てられた次期が関係しているようです。建てられたのは1403年だと言われています。これは熊野詣が盛んになった時期から遅れているからというのが一般的な考えです。このために、九十九王子には入っていません。本殿は1961(昭和36)年4月、和歌山県指定の有形文化財となっています。また、平成28年に檜皮葺の屋根の葺き替え、彩色の剥落止めと補筆を行いました。平成28年9月に工事が完成し、南方熊楠ゆかりの樹齢800年と伝わるクスノキを中心とした社叢に鮮やかな社殿がよみがえりました。現在は、鮮やかな朱塗りこそ消えましたが、味のある色に班化しています。改修当時も見ましたが、私は今のほうが好きです。








霧の里高原
原熊野神社の近くには、古道散策者の無料休憩所「霧の里」があります。ここには、売店があり、トイレ、公衆電話、駐車場が完備しています。「霧の里」は、果無(はてなし)山脈が一望できる絶景のスポットで、疲れも吹き飛ぶほどの美しさです。ここではWi-FIも使えます。






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